看護部概要

病棟概要

当院は単科の回復期リハビリテーション病院です。(2フロア:ベッド数45床)
患者様は近隣の急性期病院から発症後2か月以内に転院されてきます。
当院に入院した患者様は在宅復帰をめざし、日々リハビリに励みます。
看護師は、他職種のスタッフとチーム医療で患者様やご家族様を支援しております。
治療や訓練を患者様自身がどのように受け止め、感じ、取り組んでいるかを素早くキャッチし、チームの動きにフィードバックしています。
私達職員が「手を差し伸べる支援」は簡単ですが、根気強く患者様のペースに合わせて「待つ」援助を続けなければなりません。そういった過程の中で、患者様が目に見えて変化していく姿を見届けることができるのがリハビリ看護の一番の喜びかもしれません。

患者様の多くは、入院時、近隣の急性期病院から紹介を受けて予約入院でお越しになられます。予約入院の為、スタッフも計画的に業務が組めるので、残業や時間外も少なく業務が終了します。
概ね40床前後で常時稼働しており、患者様の男女比は50:50で、患者層は70~80代の高齢者が多くを占めます。
医療ガスの中央配管システムや特殊浴槽、ストレッチャー対応のEV等の設備がないため、お受入れできる患者様に制限があり、全体における重症度(看護必要度)は10~20%程度、要介護度は介護2未満と医療機関としてはやや低めとなっています。
在宅復帰率は70%程度となっており、一部の老健や他院へ転院をされる患者様以外は、ご自宅、特別養護老人ホーム、有料老人ホームといった生活の場へ退院されていき、訪問診療やクリニックで提供する通所リハ・訪問リハ等と連携して退院後の支援をしております。

看護理念

住み慣れた環境で、その人がその人らしく、24時間安心・安全な生活を取り戻せるよう支援する。

方針

  1. 安全と信頼に基づく看護の実践。
  2. 患者様が望む、その方らしい生活の資(QOL)の獲得を援助する。

2023年 看護部目標

  1. 『笑顔』いつも明るく口角挙げて!さぁ元気に笑顔で接しましょう!!
  2. 接遇強化で明るく元気な病棟にしましょう!
  3. 業務改善で効率の良いベッド稼働を目指しましょう!

体制

  • 13:1の看護基準に基づいた看護です。(対満床比:日勤7名程度)
  • 2交代制で夜勤は現在、看護師2名・介護職1名 計3名の体制をとっています。

病棟風景(看護)


病棟廊下
患者様が通る場所は
きれいに整頓されています。

ナースステーション
申送りや情報収集を行います。
職種間の壁がないのが特徴です。

病室
個室と多床室があり、患者様の
特性に合わせてご案内します。

ナースコール
専用スマホを使ってナースコールや
センサーマットへお応えします。

3Fデイルーム
集団リハビリ・カフェ等の
イベントの開催を行います。

オンラインMTG
日々のカンファはオンライン、
研修は動画を使って感染対策。