同善病院では、作業療法のリハビリの一環で、病院の季節の掲示物の制作を患者さん達とスタッフが一緒に行います。
月初に皆でつくった掲示が貼り替えされます。


4月は桜満開の「桜の並木道」を作成。この季節は掲示物だけでなく、院内の通り道にもたくさん花をさかせていました。

5月は鯉のぼりをシンプルに表しました。
うろこの表現にこだわりを感じます。

6月は梅雨の季節。空は雲がかかっていますが、雨や紫陽花を鮮やかに表現しました。
この作業療法は院内の開けた場所で行っているため、予定外の患者さんもやってきて作成中のものを眺めて感想を言ったりお話ししたりお手伝いをすることもあり、楽しい時間を過ごしています。完成したものだけでなく作成中の時間も患者さんやメンバーにとって和やかなものになっています。
その時間で会話で患者さんの背景や歴史を知ることもできます。診療やリハビリだけでなく、人とのふれあいでわかることもあります。
コミュニティホスピタルとして、患者さんの背景や歴史を知ることも大切にしている同善会にとっても大切な活動です。