病院の前身となる同善会は、明治19年から小学校、保育園として活動を開始しました。
大正12年の関東大震災の際には火災を免れた罹災者の救護を行い、昭和20年に東京大空襲で東京の大部分が焦土と化した際は園舎で戦災者の救護活動を行いました。
その流れを受けて昭和31年に開設したのが現在の同善病院です。近年は特に回復期リハビリテーションに力を入れてきました。当院がある台東区の高齢化率は23%で、独居高齢者は他区に比べて3倍以上といわれています。
「治し、支える」医療の必要性がますます高まる中で、2022年から当院は地域の方々の生活・人生をささえる「コミュニティホスピタル」に転換し、これからも地域の中で身近で必要とされる病院として貢献していきます。