平成29年6月に同善病院の院長に就任いたしました、辻央生と申します。
平成7年に順天堂大学を卒業し、帝京大学医学部リハビリテーション医学講座に入局しました(当時順天堂には独立したリハビリテーション医学講座が無かったため)。同大で研修医を修了した後、同大および医局の関連病院数ヶ所ででリハビリテーションに従事して参りました。

同善病院は、昭和31年かある、下町の小さな回復期リハビリテーション病院です。急性期治療が一段落する前後くらいからが、自宅退院に向けてのリハビリテーションが本格的に必要となってきます。

当院でリハビリテーションを終えられた患者さんが退院される時には、手の離せない職員以外は皆、玄関前までお見送りに出ます。患者さんはご家族とお迎えの車に乗り込んで、にこにこと手を振って帰って行かれます。見送る職員は皆、本当に嬉しそうな笑顔です。

これからも一人でも多くの患者さんを笑顔でお見送りできますよう、病院スタッフ一同、長年の経験を生かしてお手伝いできればと願っています。

同善病院院長 辻 央生